弘法じゃないので筆を選ぶ
もうサージカルマスクも入手できるし、とは思ったものの。
日常使いするのには不織布よりも布のほうがお肌に優しい。

というわけで、
夏用に少々マスクを自作しようと思い立ちました。

ところが手元にあるミシンの調子が悪い。
実は、もう一台ミシンを持っているのだけれども・・・
引っ越し前の家に置いてきたのでした。
だって重くて大きいし、頻繁に使う物でもない、
直線縫いしかできないのならもう一台のでカバーできるんだし、って諦めて。

狭い新居に場所を作ってから、と引っ越しの際持ち出さなかった品々
(お雛様とかレコードとか)はすべて知らぬ間に処分されていて、
その後二度と会えませんでした。
だからこの年代物のミシンももう捨てられちゃっているかもなぁ・・・と
半ばムダと思いつつ、探しに行ったならば。

なんと!そのまま置いてあったぁ!
他の物とは置き場が違う部屋だったのがよかったのか、
余りに重たいので捨てる場所に持っていくのが面倒になったのだか。

(あ、、、ちなみに、引っ越し前の家は、
 登記簿的には今でも私と子どもたちの家です。
 そりゃ、自分から出ていった身だけれどもね?
 自分の家に置いた荷物がなんで捨てられなきゃいけないのよ、
 ってかなり怒ってます!)

というわけで、金属製の超重量級のミシンが手元に戻りました。
久方ぶりに油を差してあげて、
ボディも少しだけ磨いて、
祖父が母のために60年くらい前に選んだミシン、
もう少しの間、現役で頑張ってもらいます♪

実はソーイングは苦手なのですが、お道具に助けられて気分は上々。
あぁ、この軽快な音が素敵♪
直線縫いはこのミシンに勝るものはない、ワタクシ的には。

古くとも、良品はいつまでも良いですね!

コメント

アミ
2020年6月26日7:47

昔のものは良いものが多いです❣
職人さんの意気を感じます。
母のミシン掛けの後ろ姿、好きでした♪ (^_-)-☆
実家の廊下に、長いこと置いてあったけれど…。
実家も無くなったし、とっくに、処分されたでしょうね~。(-_-;)

ありす
2020年6月26日7:48

すごい!プレミアつきそうなミシン!飾れますよ。
マスク、色々縫いましたが、ミシンは真っ直ぐ縫えればいいけど、キモはアイロンかな、と。各行程でぱっちりアイロン当てたらいい感じに仕上がりますね(特に立体形は)今、私も布の組み合わせを模索中です。良い布設定ありましたら教えて下さいませー。

まるこ
2020年6月26日8:57

おはようございます。
すごい重厚なミシンですね!まさに飾っておきたいようなシロモノですね!
ねこってさんはこのミシンが縫いやすいのですね?
逆に使うのが難しそうに思えますが…。
今のミシンにはない品がありますね。
心置き無くソーイング出来ますね。
余談ですが私も実家のミシンをもらえる事になりました。
もう母も使えないというので。家に持ってこようと思います。
が、私には技術がない…^^;
せいぜいドビー布巾縫い合わせる時の使う程度になるんでしょうけど、運針縫いより楽かも知れないです。

みい
2020年6月26日10:29

自分の物ではないものを、邪魔だと思うのは否定しないけれど、
なぜ「勝手に処分」するんだろうねぇ。
片付けろ・持って行けーと催促すればいいことじゃないか…
ばーかばーかお雛様返せー( ゚Д゚)

一瞬、「足踏み?」って思ったです、画像。
いいなー、ミシン使えない人だけど、飾って眺めてたいなー素敵だー。

マダムM
2020年6月26日11:05

懐かしいフォルムです!足踏みではないのですか?60年前だとしたら。
私もミシン掛けは苦手、というか使えません(-_-;) でも数年前小型軽量のミシンを購入、夫と娘が使っています(笑)

ねこって
2020年6月27日10:16

アミさま

構造すべてが鉄なので、
ちゃんと油さしてサビが来ていなければあと50年でも動くと思うよー、
ってミシン屋のおじさんに言われました♪
カタカタカタ……って音がまた、ノスタルジーを感じさせます。


ありすさま

このタイプはオークションサイトでもたまに見かけるみたいですよ。
親や祖母から受け継いだけど使わないしなー、って方が出品するのでしょうね。

キモはアイロン、そうですよねぇ。(肝に銘じます(笑))
今のところ、綿麻素材+ガーゼばかりで作っています。
高温アイロンかけられるものがいいかなぁって思って。
ありすさんオススメ組み合わせもぜひ教えて頂きたいです!


まるこさま

重厚、いやほんと、物理的に重いんですよー。そこが難点。
でも重いからこそ縫っていてもぶれないんですよね。
私、ソーイングは苦手意識たっぷり(いっしょ♪)
でも使い込まれたミシンは「油が回っている」からトラブル少ないのですって。
「ミシンを出す」というハードルを越えちゃうと、意外とはまっちゃうかもしれないですよ、ソーイング!
お母様のミシン、存分にお使いくださいませ!


みいさま

あ、ちょっと誤解があります。
同居っていうと場所が狭い印象があるのでしょうが、田舎の同居でしたから、
一軒家をまるっと2軒、間に台所という建て方、私のいた部分は嫁入り時に建て増ししたもので、義父母は居住領域にまったく困ってはいないのです。
そしてあとでこちらで処分をするので和室の荷物と2階真ん中の部屋のクローゼットの中のものは触らないで下さい、って言って出たのですよ。
しかし2階のものはぜーんぶ捨てられてしまったんです。
義父母、階段上り下りがしんどいから2階は一切使わない=急いで片づける理由は何一つないのにね。
業者か知り合いにぜーんぶもってけ、ってやったんじゃないかなって思っています。

そして。意外だなぁ、みいちゃん、縫物とかできそう&やったらハマりそうなのに。


マダムMさま

ご明察です♪
これ、もともとは足踏みだったものの動力をモーターに改造して卓上にしたものなのです。
転勤族だった実家なので、足踏みの箱型は移動させるのに大きすぎてやっかいなので改造したそうです。

ご主人サマ、ミシン使うんですね!
カバン職人さんだとか、テイラーさんなど男性でミシン使う職業の方もたくさんおられますものねぇ。凝り始めたら男性のほうがスゴイ作品を作るのかも。
私も母も小型軽量ミシンも持っていて、こちらはボタンホールと端のかがりを主に担当してもらっています。 あれも便利なので、手放せなくて(苦笑)

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