虚心坦懐 何のわだかまりもないすなおな心で、物事にのぞむこと。
転居してほぼ2か月。いやはや・・・平穏です。
「もう今日はしんどいなぁ、買い物なしにしちゃおうかなぁ・・・パンないけど」
といった気持ちの昨日。
今まではイヤでも出ないと、と自分を奮い立たせ(大げさ)10km先のスーパーまで出かけて行く、それが当然だったのにねぇ。
でも、自分たちだけの朝食ならフルーツグラノーラあればまったく問題はないですもんっ!
買い物に出るのは取りやめです(^_^;
晩御飯は常備菜でなんとでもなりますからね。
「牛乳欲しいのなら、自分で買ってきて?」
と子どもにおつかい頼めるのも、なんというかとっても楽で助かります♪
保育園と、中学校もわりと近くにあって、放課後の時間になると
「あ、1年生が練習しているな」
ってわかるたどたどしい吹奏楽器の練習音が聞こえてきたり、
拡声器で生徒に「整列!」なんて指示している音が聞こえてきたり、
今まで感じたことがなかったご近所の夕餉準備の匂いが流れてきたり、
それから、電車の音。
考えれば私、記憶のない赤ちゃん時代以降、電車の音がする家に住んだことがなかったんだな。
なんというのか・・・
「人々の暮らし」が身近にあるなぁ、って
そんな感じをありありと受けながら、2か月を過ごしました。
とても、とても、おだやかです。
ただ、贅沢な悩みがあるとすれば、
消防署・警察署の地域本署があり、総合病院がある地域って・・・
それがとても安心だなぁ、と思っておりましたが、実質は。
救急車・消防車・パトカー。毎日常に何度も、サイレン鳴らして通るのです。
ちょっとうるさいかな。
でも、お仕事ご苦労様です、って思えばもう気にならない(笑)
*--
ドラマ、というものをあまり見なくなって何年かなぁ・・・
もともとTVはダンナが中心に見ていて、自分の選択権の順位は低かったから、
TVなしでも愉しめることに長けてきてしまい、結果として見なくなったのかもしれません。
ただ、例外は朝ドラ。
これはダンナがいたときももうダンナは出勤後でいないし、
時間を確認するためには丁度よいので、ほぼ毎回見続けていました。
今回の「ひよっこ」
最初、視聴率悪かったんですってね?
いやしかし、私、このドラマ、とても好きです。
編集者にならなくちゃ!
女性の地位の向上を!
自分の仕事、商品は大切に心をこめるんです!
「成功者」を描くのなら、成功に伴う努力も描かなくちゃね、というような話がここのところ多かった。
頑張って成し遂げる、そのためにキャンキャン吠える、
周りを巻き込んで自分の思いのままになるように身勝手に動き回る、
(主人公が意識的にではなくても)という、そんな存在は
市井の民である私には、なんというのだか荷が重くて、
追体験するのも少しばかりシンドイなぁっていうところで、共感も好意も持てない一面があったのですよね。
ひよっこの主人公みね子ちゃんは、愚痴は言うし、負けそうになって泣くこともある。
素朴だけれども、どこにでもいるかもしれないような普通のコなんだけれども。
いつも身近に起きることがらを、ありのままで受け止めている。
個性的な下宿の人たちとの初対面、「一筋縄ではいきそうにありません」と感想をもちながらも、だからといってイヤだとか、避けるとか、そういうことはしない。
彼女なりの処世術で切り抜けようとし、受け入れられていく。
決して他人を否定したりはしない。
そんな主人公だから。
そんなヤツ「ありえねー」、ではなくて
本当に「当たり前にそこにいる、いそうな(おそらく最上級で)善き人」として
ほっこりとした気持ちのままで見ていられる。
周囲の人も、変わった人は多くても、
根底に流れるのは「善意」だったり「好意」だったり。
下町の、でも、下衆な感じも、上流ぶった嫌味もない情に厚いすずふり亭の鈴子さんや、凛としたおかあちゃんがこのドラマの「ほっとした感」をどっしりと支えていて、
あぁ、温かいな、にっぽんじんってそうだったのかもね?
捨てたもんじゃないよな。
そんな気持ちになれる。
岡田惠和脚本では「集う人たち」の個々の色が素敵。
そういえば、同じ朝ドラの「ちゅらさん」でも一風館(覚えてなかったからわざわざ調べたw)の下宿人がとても印象的で・・・余貴美子さんだとか、村田雄浩さんだとか、この作品で知ったんじゃなかったかなぁ。
今回も、白石加代子さん演じる管理人の、まぁなんと色濃いこと!
シシドカフカのクールビューティ&ツンデレぶりも、完全に「型」にはまっていて、もうはや形式美に近い(笑)
端役の一人ひとり、きっちりとした性格や背景が描き分けられて、単純に面白くて。
今、画面に出ない、前の出演者・・・例えば乙女寮の女子たち、こと、和久井映見さんとか・・・はどうしているんだろうなぁ、なんて旧知の友を気遣う気分で思い出したりもする。
脇役が生き生きと彼らなりに生活している感じがあって、あんなに簡単に画面から外してしまうには勿体ないくらい、でも多分そうやって、引っ張らずに思い切りよく、主人公の生き方にそって描くほうがよいのだろうな。
前作やその前の作品を思い出せばそう思うのです。
今週からは菅野美穂サンがレギュラーで出るそうで。
あれ?そういえばちゅらさんにも出てらしたよね?>菅野さん
この連ドラ。
このまま、尻つぼみにならず、素敵端役に囲まれたまま、物語をまとめてくれるかなぁ、とっても期待(^^♪
転居してほぼ2か月。いやはや・・・平穏です。
「もう今日はしんどいなぁ、買い物なしにしちゃおうかなぁ・・・パンないけど」
といった気持ちの昨日。
今まではイヤでも出ないと、と自分を奮い立たせ(大げさ)10km先のスーパーまで出かけて行く、それが当然だったのにねぇ。
でも、自分たちだけの朝食ならフルーツグラノーラあればまったく問題はないですもんっ!
買い物に出るのは取りやめです(^_^;
晩御飯は常備菜でなんとでもなりますからね。
「牛乳欲しいのなら、自分で買ってきて?」
と子どもにおつかい頼めるのも、なんというかとっても楽で助かります♪
保育園と、中学校もわりと近くにあって、放課後の時間になると
「あ、1年生が練習しているな」
ってわかるたどたどしい吹奏楽器の練習音が聞こえてきたり、
拡声器で生徒に「整列!」なんて指示している音が聞こえてきたり、
今まで感じたことがなかったご近所の夕餉準備の匂いが流れてきたり、
それから、電車の音。
考えれば私、記憶のない赤ちゃん時代以降、電車の音がする家に住んだことがなかったんだな。
なんというのか・・・
「人々の暮らし」が身近にあるなぁ、って
そんな感じをありありと受けながら、2か月を過ごしました。
とても、とても、おだやかです。
ただ、贅沢な悩みがあるとすれば、
消防署・警察署の地域本署があり、総合病院がある地域って・・・
それがとても安心だなぁ、と思っておりましたが、実質は。
救急車・消防車・パトカー。毎日常に何度も、サイレン鳴らして通るのです。
ちょっとうるさいかな。
でも、お仕事ご苦労様です、って思えばもう気にならない(笑)
*--
ドラマ、というものをあまり見なくなって何年かなぁ・・・
もともとTVはダンナが中心に見ていて、自分の選択権の順位は低かったから、
TVなしでも愉しめることに長けてきてしまい、結果として見なくなったのかもしれません。
ただ、例外は朝ドラ。
これはダンナがいたときももうダンナは出勤後でいないし、
時間を確認するためには丁度よいので、ほぼ毎回見続けていました。
今回の「ひよっこ」
最初、視聴率悪かったんですってね?
いやしかし、私、このドラマ、とても好きです。
編集者にならなくちゃ!
女性の地位の向上を!
自分の仕事、商品は大切に心をこめるんです!
「成功者」を描くのなら、成功に伴う努力も描かなくちゃね、というような話がここのところ多かった。
頑張って成し遂げる、そのためにキャンキャン吠える、
周りを巻き込んで自分の思いのままになるように身勝手に動き回る、
(主人公が意識的にではなくても)という、そんな存在は
市井の民である私には、なんというのだか荷が重くて、
追体験するのも少しばかりシンドイなぁっていうところで、共感も好意も持てない一面があったのですよね。
ひよっこの主人公みね子ちゃんは、愚痴は言うし、負けそうになって泣くこともある。
素朴だけれども、どこにでもいるかもしれないような普通のコなんだけれども。
いつも身近に起きることがらを、ありのままで受け止めている。
個性的な下宿の人たちとの初対面、「一筋縄ではいきそうにありません」と感想をもちながらも、だからといってイヤだとか、避けるとか、そういうことはしない。
彼女なりの処世術で切り抜けようとし、受け入れられていく。
決して他人を否定したりはしない。
そんな主人公だから。
そんなヤツ「ありえねー」、ではなくて
本当に「当たり前にそこにいる、いそうな(おそらく最上級で)善き人」として
ほっこりとした気持ちのままで見ていられる。
周囲の人も、変わった人は多くても、
根底に流れるのは「善意」だったり「好意」だったり。
下町の、でも、下衆な感じも、上流ぶった嫌味もない情に厚いすずふり亭の鈴子さんや、凛としたおかあちゃんがこのドラマの「ほっとした感」をどっしりと支えていて、
あぁ、温かいな、にっぽんじんってそうだったのかもね?
捨てたもんじゃないよな。
そんな気持ちになれる。
岡田惠和脚本では「集う人たち」の個々の色が素敵。
そういえば、同じ朝ドラの「ちゅらさん」でも一風館(覚えてなかったからわざわざ調べたw)の下宿人がとても印象的で・・・余貴美子さんだとか、村田雄浩さんだとか、この作品で知ったんじゃなかったかなぁ。
今回も、白石加代子さん演じる管理人の、まぁなんと色濃いこと!
シシドカフカのクールビューティ&ツンデレぶりも、完全に「型」にはまっていて、もうはや形式美に近い(笑)
端役の一人ひとり、きっちりとした性格や背景が描き分けられて、単純に面白くて。
今、画面に出ない、前の出演者・・・例えば乙女寮の女子たち、こと、和久井映見さんとか・・・はどうしているんだろうなぁ、なんて旧知の友を気遣う気分で思い出したりもする。
脇役が生き生きと彼らなりに生活している感じがあって、あんなに簡単に画面から外してしまうには勿体ないくらい、でも多分そうやって、引っ張らずに思い切りよく、主人公の生き方にそって描くほうがよいのだろうな。
前作やその前の作品を思い出せばそう思うのです。
今週からは菅野美穂サンがレギュラーで出るそうで。
あれ?そういえばちゅらさんにも出てらしたよね?>菅野さん
この連ドラ。
このまま、尻つぼみにならず、素敵端役に囲まれたまま、物語をまとめてくれるかなぁ、とっても期待(^^♪
コメント
あの解放感、分かりますよ。私は新婚時代3ヵ月だけの同居でしたが、別所帯になってからの気楽さ、嬉しかったですねぇ♪
サイレンの件、我が家の近くにも警察署、消防署がある上、幹線道路の傍なので緊急車両の交通量は半端無いです。昼間は兎も角、いくら都心とはいえ交通量がほぼ無い深夜までサイレンを鳴らさなくても、と思います(怒)
自由だ〜って感じします。
サイレンですが、我が家に近所に救急病院あるので、結構うるさいですよ。
時々そら耳でサイレンきこえますもん。
ひよっこ。
私も毎朝見てます。
そうなんですよね〜〜今出て居ない人の生活まで想像できる様な感じします。
なばためちゃん。アイコさん。どうしているでしょう??
時子ちゃんも、女優さん目指して頑張っているのでしょうか??
すずふり亭の皆さんも周りの人々もほんわかしてて良い感じ。
今朝はムネオさんさんの戦争話で色々考えましたよ。
どんなエンディングになるのでしょうね??
べっぴんさんがイマイチだった(私に中で)ので楽しみです。
お父ちゃん早く見つかって欲しいです。
都会に住むと音があふれていますね。うちの近所も警察あり、総合病院あり消防署あり、暴走族の好きそうな直線道路あり。バイクの音にかぶってパトカーの音、夜中に住宅街に向かう救急車、それが病院に向かう音。昨日今日は川の警戒でしょうかずっと消防車のサイレンです。練習するピアノの音、お母さんが子供を怒鳴る声、子供達が騒ぐざわめき、バスの音、自転車のブレーキ音、全部全部、人が居るという音ですね。救急車が住宅街にやって来て、しばらくいて、静かに消防署に帰っていく。それも、ああ…と思うことあります。
新生活、楽しんでるようでよかったです。
マダムMさま
そうですよねぇ、特に「危ない!注意してよ!」という車が周りにないときくらい、
静かに走行しても問題ないんじゃ?って思いますよねぇ?
同居はやったことのない人にはわからない「気苦労」がある気がします。
一つ一つはどうしてそんな程度のことを?我慢しちゃいなよ、と言われるような本当に些細なことであっても、毎日のことだと圧迫されちゃうんだな、と解放された今ようやく気づきます←鈍いなぁ、私。
まるこさま
「そらみみ」に笑いました、私もそうなりそうです(^_^;
べっぴんさん、とと姉ちゃんの2本の脚本・演出がどうにもすっきりと腑に落ちなかったので、今度のホンワカとした頑張りすぎない気配りする主人公がとてもかわいくて、好感度高いです(笑)
また出てきますよねぇ?愛子さんとか時子ちゃんとか。
菅野美穂さんが「女優さん」役だと聞いたから、時子ちゃんも絡まないのかなー、と妄想したりしています(^_^;
ありすさま
そうか、ありすさんは祖父母に囲まれたお育ちだったのですね。
私は核家族で育って、ああいう環境になってしまったので、よけいに馴染みにくかったのかもしれないです。年代が違う者同士が同じ屋根の下にいるというのは、独特の線引きや、うまくいく気の使い方というものがあるように思うけれども、私の中にはそれがなかったので。
そう「民家の音」というのがあって、そういうのがあるということも長い間忘れていたように思います。
過疎地育ちの末っ子は「ここにはこんなに子どもがいるんやー」ってビックリするのはそこ?ってなんだかおかしいやら、少々不憫やら。
みかりんさま
何棟ものマンション林立する状況は、実家近くに少しばかり似ているかもしれません。なので違和感なくすんなりと入り込んでいます。息子たちも意外とさっさとこの状態に馴染んだようでやれやれです。
ひよっこは本当にほっとする。朝にはぴったり!このまま突っ走って欲しいです。
某会長には不評だったような主題歌も、ホント昭和歌謡の見事なパロディでセンスいいなぁ、って私は好きです(笑)