どうやら私には、感染性胃腸炎というヤツに耐性がないらしい。

去年もこの病に毎月のように罹患して、
その辛さに、今年は絶対かからないぞ、と
流行の声を聴いた端から、手洗いうがい励行してきたつもりだったのに。

この病気、私の場合は、消化不良気味だな、という胃の不調から始まり、
首筋の異様なこりを感じたらもうアウト。
その次には激しい頭痛がきて、立っているのが辛くなり、
その後に吐き気。
ひとしきり体の中身が全部でたら、1日すればほぼ回復・・・
がパターンのようです。


今回は土曜日、首筋に重みを感じて寒気を感じたらもうダメだった。
その晩は這うようにしながらなんとか晩御飯を作ったけれど、
日曜日はもう床から出ることもツライ有様。

中高生に指示してなんとか晩御飯を作らせて、
長男の食事介助もやってもらい
(もう、なんと感謝してよいかわからない、息子たちありがとう!)
月曜日にやや回復。
ようやく本日火曜日の朝うどん半玉食べられた。
あぁ、もう大丈夫だ。

土曜日お昼からこっちまったくの絶食状態でした、2日半。
今回は水分を吐くことはなかったからまだましだったとはいえ、
決して楽ではなかった、

そんな私が、洗濯物を干していたら、たまたま居合わせた義母。

まずは「もう体大丈夫なのか?」と聞く。
これはまぁ普通ですよね。

でもその次の台詞が・・・

「一昨日の晩の鍋になぁ、お出し用の昆布入ってたやろ?
 あれを甘辛に炊いてん、鷹の爪入れて。
 おいしかったわ、上手にできて」


・・・

こんな、思いやりのない言葉ってあります?

鍋を作ったのはうちの息子たちです。
慣れない息子の作った、そして私が吐き気をこらえながら作ったごはんを
何日もへろりと食べたうえで。
ご自分は佃煮を炊いていたわけだ。

あなた方はご自分たちで晩御飯を作るだけの
いろいろな意味の余裕や技術がないというから
ずっとこちらが作って差し上げているというのに?

ではなぜできないの?
嫁が病で寝付いているときくらい、
「自分たちの分くらい自分で作る」
ってことが。

佃煮炊けるんだもの、1日2日、できないはずがないよね?
確か、炊飯器も持っていたよね?

別に、こちらの分はこちらでなんとかします。
あなた方の分がないだけでも私はとても助かる。
作る量も減る、調理時間も減る、取り分けてそちらに届ける手間もかからない。
恐ろしくたくさんあるあなた方の好き嫌いに対応しないだけでも
どれだけ作れるメニューが増えるでしょう。
それがなければどれだけ楽でしょう。
そうしてあげよう、という自発的な意志はまったくない、ととらえてもよいでしょうか?

もう私ムリです、お願いします、自分でやってください、
と嫁が頭まで下げないと、
助ける行動をとる気はまったくない、ということなんでしょうね。

そうやって、頭下げたり、甘えたりしない私も悪いのでしょう。

でも、私はこれができちゃったんだー、スゴいでしょ、的言い方で、
この件を嫁に賛同を求める、っていうのは、やっぱりどこか違うしズレてるし。
受け入れかねる自分がおります。

弱っているときに「やってもらったこと」はいつも以上に感謝したくなるし、
弱っているときに「やられたこと」は忘れ難いもの。

「大変やなぁ」「大丈夫か?」
言葉だけなんて、誰だってかけられるの。
本当の思いやりは、言葉だけの上っ面なものではないのは当たり前で、
こういうときに、相手に対する「想いの深さ」が出てくる気がして仕方がない。



まぁ・・・

佃煮作れるくらいなのだもの。
私がいなくなっても晩御飯困らないよね、
ってことはよーくわかったから、

だからもしも彼らと離別する場面ができたとしても、
罪悪感を少し軽くしてもいいかな、と前向きにとらえましょう。



私、ポジティブシンキングができる人間なのだと気づきました、最近ww
そういや昔から、ねこっては能天気娘♪ってよく言われてたわ(笑)
でもいいの、そうでもないとやってらんないし
そうであったら、きっと、何かが報われてゆくと思うんだ。









コメント

みい
2016年11月30日8:12

…しかし、なんで感染性のものがねこってさんよりも弱弱しいはずの
昆布の佃煮作れる方にうつらんのでしょうかねぇ…
って考えたら、ほっといてもまだまだお元気な証拠ですよねぇw


近日会えるところと、縁がありますよう祈願( *´艸`)

ねこって
2016年11月30日18:24

みいちゃん
ありがとー。
家と田畑しか行かない太陽の光と仲良しの人たちはウィルスと遭遇もしないのかもしれません。

で、元気よねー、と思っていたら、義父が「不整脈が再発した」っていうの。

あー、もう、ダメだ、
早く義弟たちに「自分たちが彼らを見るのだ」と自覚してもらわないと。
でないと、私も、義父母も、シンドい一方だもの。

というわけで、私、がんばる。
そのまま、縁があるように祈って下さい。

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