マラソン福士選手の完走後のコメントについて、
バッシングが結構あるようでびっくりです。
品位がない、という言葉をたくさん見かけた。
確かに、品があったとはいいがたいコメントかもしれない。
ただ、でも、そもあの場に「品性」は必要なのか、ということじゃない?
紋切型の、
「よい成績でなくて、すみません、次は必ず・・・」
とシクシク泣くコメントの何が面白いんだろう?
そうやって謝罪が欲しいから、競技後のコメントを取りに行くのですか?
何年もに渡って自分のすべてといっていい時間を競技にかけてきた、
その選手が目標をやり終えたあとに吐露する言葉、本心、
悔しい、嬉しい、ホッとした、泣けた・・・
それが聞けるインタビューが一番だと思うんだけれど、違うのかな。
じゃ、北島選手の「なんもいえねぇ・・・」だって敬語じゃないからダメ?
金という結果が伴っているからそういう発言だって許されるってこと?
ならば、近々のタイムや成績をみて、
必ず金が取れる、金をとった競技だけしかコメント取らなければいいのですよ、
だって優等生の敗者コメントなんてどれも同じことしか言わないし、
優等生じゃないコメントすれば、聞いているほうは不愉快だといい、
当人はバッシングされて競技以外のところで苦しむのだもの、
そんな悪いところばかりのものはいらないのでは?
税金かけて、強化選手として育ててもらってるんだから、
結果残さなけりゃ謝れ、
なんて言葉も見かけましたが、
いや、自国の選手がオリンピックという場に出ている、
それだけで十分自分の払った税金の分はモトとってるでしょ?
謝らなくてはならないのは、
強化選手でありながら、賭け事の誘惑にまけてしまい
出場することができなくなった某バドミントン選手のような人や
八百長して全力をわざと出さないで競技をしたり、ルール違反をしたりで
そのやっているスポーツに対して失礼だった人だけであって、
競技会にキチンと出場して頑張った選手に何を謝る必要があるのでしょう。
ちゃんと出場できなくったって、競技・練習中のケガや病気で
思うがままの結果を出せなかった人だって、謝る必要はないと思う。
だって選手も人間、ロボットじゃないんだから。
一生懸命やっての負けなのに悪いこととされることが理解できない。
相手に対して謝意を表すのであれば、確かに品位は必要なのかもしれないけれど、
誰に謝る必要もないよね、って思うから、
競技後のスポーツ選手のコメントに「気配り」は必要でも、
「品位」が必要だと、私は思わない。
ましてあれは自国視聴者向けのインタビューであって、
ダレた服装で「競技」や「選手団」としての品位を落としたわけではない。
福士さんのコメントは確かに言葉遣いはよろしいとは言えなかった。
けれど、相手を貶めたわけでもない、
金を獲れなくて悔しいよ、
今までの自分の努力、辛かった、でも走れて楽しかった、
ってそれだけが十分以上に伝わる言葉だった。
過去Qちゃんやみづきさんのようなメダリストを出した女子マラソン。
でも今やタイムが違うもの。
そこを思えばあの暑さの中、完走だけでも立派ですよ、ホント。
例えば陸上の100mで、ボルトが優勝したとして、
そのレースで山縣選手が銀だったらきっと「よくやった」って云うんだよね?
それとも「銀でごめんなさい」っていわないと非難する?
「なんというか、思いっきり行ったので別に後悔はない。すごく楽しい100メートルだった。悔いがないわけじゃないけど」
と桐生選手(男子陸上100m)が云ってもバッシングされないのに、
日本人内一位、世界14位の福士選手は叩かれる。
桐生選手は3人の日本選手の中、唯一の予選落ち、結果は出せていない。
云っている内容はあんまり違わないのにね。
桐生選手は「次こそは」と決意を口にした、これを糧にして頑張りますって、
次に向かう決意があったから、バッシングされないのかしら。
福士選手は今回のマラソンについての感想だけだった、
でも福士さんの34という年齢から考えて、東京五輪までの4年間、
確実に自分の体力や気力を保てるかどうか、
まだ学生の桐生選手に比べれば可能性は低いとしかいいようないのだから、
「次への約束」を口にしなくても当たり前だと思える。
だから・・・唯一違うのは「線引きした言葉遣いだったかどうか」だけ。
自国の人に向けて本心を見せてくれた福士さんのコメント。
彼女らしい、彼女自身の言葉のコメント。
表にはこんなに明るく見せているけど、
本当はすっごく悔しいんだろうな、
「負けちゃったけど、私は元気だ」と
周囲に対して気遣わせないための思いやりなのかもしれないな、
(だからこの人はいつも堅苦しくない発言をするのかもね?)
でも影で、あとで、ガンガン泣くんだろうな、
・・・って想像したらその『強がりな態度』にもらい泣きした。
勝ったときや試合の前にはタレント性を求めるくせに、
負けたときだけ「表面上だけでも」優等生じゃないとダメ。
なんだかつまらんね。そこまで「見る側」に媚売らないといけないのかな?
少数派なのかもしれないけれど。
私はあのコメントは素晴らしかったと思うのです。
バッシングが結構あるようでびっくりです。
品位がない、という言葉をたくさん見かけた。
確かに、品があったとはいいがたいコメントかもしれない。
ただ、でも、そもあの場に「品性」は必要なのか、ということじゃない?
紋切型の、
「よい成績でなくて、すみません、次は必ず・・・」
とシクシク泣くコメントの何が面白いんだろう?
そうやって謝罪が欲しいから、競技後のコメントを取りに行くのですか?
何年もに渡って自分のすべてといっていい時間を競技にかけてきた、
その選手が目標をやり終えたあとに吐露する言葉、本心、
悔しい、嬉しい、ホッとした、泣けた・・・
それが聞けるインタビューが一番だと思うんだけれど、違うのかな。
じゃ、北島選手の「なんもいえねぇ・・・」だって敬語じゃないからダメ?
金という結果が伴っているからそういう発言だって許されるってこと?
ならば、近々のタイムや成績をみて、
必ず金が取れる、金をとった競技だけしかコメント取らなければいいのですよ、
だって優等生の敗者コメントなんてどれも同じことしか言わないし、
優等生じゃないコメントすれば、聞いているほうは不愉快だといい、
当人はバッシングされて競技以外のところで苦しむのだもの、
そんな悪いところばかりのものはいらないのでは?
税金かけて、強化選手として育ててもらってるんだから、
結果残さなけりゃ謝れ、
なんて言葉も見かけましたが、
いや、自国の選手がオリンピックという場に出ている、
それだけで十分自分の払った税金の分はモトとってるでしょ?
謝らなくてはならないのは、
強化選手でありながら、賭け事の誘惑にまけてしまい
出場することができなくなった某バドミントン選手のような人や
八百長して全力をわざと出さないで競技をしたり、ルール違反をしたりで
そのやっているスポーツに対して失礼だった人だけであって、
競技会にキチンと出場して頑張った選手に何を謝る必要があるのでしょう。
ちゃんと出場できなくったって、競技・練習中のケガや病気で
思うがままの結果を出せなかった人だって、謝る必要はないと思う。
だって選手も人間、ロボットじゃないんだから。
一生懸命やっての負けなのに悪いこととされることが理解できない。
相手に対して謝意を表すのであれば、確かに品位は必要なのかもしれないけれど、
誰に謝る必要もないよね、って思うから、
競技後のスポーツ選手のコメントに「気配り」は必要でも、
「品位」が必要だと、私は思わない。
ましてあれは自国視聴者向けのインタビューであって、
ダレた服装で「競技」や「選手団」としての品位を落としたわけではない。
福士さんのコメントは確かに言葉遣いはよろしいとは言えなかった。
けれど、相手を貶めたわけでもない、
金を獲れなくて悔しいよ、
今までの自分の努力、辛かった、でも走れて楽しかった、
ってそれだけが十分以上に伝わる言葉だった。
過去Qちゃんやみづきさんのようなメダリストを出した女子マラソン。
でも今やタイムが違うもの。
そこを思えばあの暑さの中、完走だけでも立派ですよ、ホント。
例えば陸上の100mで、ボルトが優勝したとして、
そのレースで山縣選手が銀だったらきっと「よくやった」って云うんだよね?
それとも「銀でごめんなさい」っていわないと非難する?
「なんというか、思いっきり行ったので別に後悔はない。すごく楽しい100メートルだった。悔いがないわけじゃないけど」
と桐生選手(男子陸上100m)が云ってもバッシングされないのに、
日本人内一位、世界14位の福士選手は叩かれる。
桐生選手は3人の日本選手の中、唯一の予選落ち、結果は出せていない。
云っている内容はあんまり違わないのにね。
桐生選手は「次こそは」と決意を口にした、これを糧にして頑張りますって、
次に向かう決意があったから、バッシングされないのかしら。
福士選手は今回のマラソンについての感想だけだった、
でも福士さんの34という年齢から考えて、東京五輪までの4年間、
確実に自分の体力や気力を保てるかどうか、
まだ学生の桐生選手に比べれば可能性は低いとしかいいようないのだから、
「次への約束」を口にしなくても当たり前だと思える。
だから・・・唯一違うのは「線引きした言葉遣いだったかどうか」だけ。
自国の人に向けて本心を見せてくれた福士さんのコメント。
彼女らしい、彼女自身の言葉のコメント。
表にはこんなに明るく見せているけど、
本当はすっごく悔しいんだろうな、
「負けちゃったけど、私は元気だ」と
周囲に対して気遣わせないための思いやりなのかもしれないな、
(だからこの人はいつも堅苦しくない発言をするのかもね?)
でも影で、あとで、ガンガン泣くんだろうな、
・・・って想像したらその『強がりな態度』にもらい泣きした。
勝ったときや試合の前にはタレント性を求めるくせに、
負けたときだけ「表面上だけでも」優等生じゃないとダメ。
なんだかつまらんね。そこまで「見る側」に媚売らないといけないのかな?
少数派なのかもしれないけれど。
私はあのコメントは素晴らしかったと思うのです。
コメント
福士さんの場合、あれはキャラでしょ?
メダルに拘る報道を見ていると、かつての社会主義国家が国威高揚のためにメダル獲得に躍起になっているのと被りますよ。
海外のアスリートのタトゥーは、東京オリンピックの時はどうなるのかしら?日本の感覚で言ったら「入れ墨」は品位ないでしょ?
そう言えば「ネコの品格」って本を持ってますが(^^♪
そうそう、福士さんはもうずーっとああいうスタンスですよねぇ、今更云う?という感じ。
そしてあのキャラも照れ隠しというか、ある意味自分を鼓舞してるんだろうな、って見えて
だから私は不快でもなんでもなかったのです。
「選手」が「公人」なのか「私人」なのか、って感覚ですよね。
試合後のインタビューなんて、私人でよいと思うのですけれど、世論はそうではないようで。
まぁ・・・自分の部下が、顧客に対してあんな口利いたら注意しますがねぇ・・・。
タトゥは「日本人選手」がしていなければ許容するのではないでしょうか。
目くじら立てるのは「我が国の我らが代表」に対してだけなんじゃない?
公共の入湯施設で許可されるかどうかはNGなんでしょうけれど・・・(^^;
「かつての社会主義国家が国威高揚」、まさにまさに!
「ネット」なんて発信の場がなかったら知らなかったのでしょうが。
バッシングを読むと、そういう考えの人がこんなにいるんだ、って
逆にビックリして怖く思うこともあります。
おネコ様はお尻を床についてお腹回りをなめてる図が好きです(笑)
でも「お座り」のときの後頭部の頭の凛としたカーブも好き←これには品を感じる、確かに(笑)