中退
リンクして下さっている方が読まれている
動物愛護系の本の話題でふと思い出した。
実は過去、我が家にも犬がおりました。
そのコ、実は、「大学中退」(笑)
つまり・・・
大学で実験のために飼われていた犬だったのです。
でもその研究室の先生が留学だか別の大学に行くだかで、
実験犬が不要になったんだそうです。
で、貰い手がなければ処分するしかない、という状況になった。
単純な「ペット」ではなく、こういうコたちもいるのですよね。
その時に初めて知った。
たまたま我が家の近所に獣医を必要としているお宅があって、
その獣医さんがその研究室と懇意だったらしい(卒業生なのかな?)
そこから「あの家は犬がいないから」という理由で我が家が紹介されて。
じゃあ、一匹なら飼いますよ、と受け入れたのでした。
田舎は家も庭も広いし、
散歩中に「大」をしちゃっても、土の部分に置いておけば
「あら、肥料」ってことになっちゃうようなおおらかなお土地柄だし
吠えてもご近所から「騒音」なんて言われないし、
番犬はいてくれるほうが心強いですし。
確かに都会で探すより飼い主見つけるのには向いているかもしれないですよね。
・・・あたりどころとして、大正解です、ホント。
でももう大抵、犬OKな人はすでに飼っておられることのほうが多いってのが難点ですけれども。
このコ。
どんな実験に使われる予定だったコなのかは知らない。
だから、もしかしたら実験で死んでしまう運命だったのかもしれないコ。
それでも、
「どうせ死ぬ子だったんだから」
とはならないのですよ。
本当に動物が好きだったり、必要だったりする人は、
そうやって、生き延びる可能性があるのなら、その行先を探そうとするのでしょう。
つてがたくさんあるかどうか、という問題はあっても、
彼らの人生(犬生?)に一生懸命だったのは伝わってきた。
だから、生き物は責任とれないし・・・と思っていたけれど受け入れて飼うことにしたわけです。
そしてその犬が我が家にきて、その後にあの震災。
地震の揺れが恐怖だったらしく、その後しばらくパニックになっていて、
それで寿命が縮んだのでしょうか、あまり長生きはしてくれなかったけれど、
非常に可愛い犬でした。
そして・・・
死んじゃうと辛いし、面倒みるのは大変だから、
もう生き物は絶対飼わないって公言していたのに、ねぇ(苦笑)
家猫ちゃんの場合はもう、神様がおまえたち家族の傍に置いておきなさい、と
そういう道を用意してくれていたような気がする。
ダンナが亡くなったすぐ後のタイミングで事故にあって、
ほんの10分見つけるのが遅ければ、処置が遅ければ、
当たり所がもう少し悪ければ、彼は今この世にはいなかったのだから。
(そしてダンナが存命だったら、捨て置けと言われたかもしれない。
絶対に抵抗したけれど>私)
色んな運命を持ったコたちがいるんだなぁと。
そんな、簡単な言葉だけで済ましちゃいけないのだけれど、
そのくらいしかできないけれど。
少なくとも自分や子どもたちだけは、
「いい加減な飼い主」にならないようにしなくちゃね・・・。
リンクして下さっている方が読まれている
動物愛護系の本の話題でふと思い出した。
実は過去、我が家にも犬がおりました。
そのコ、実は、「大学中退」(笑)
つまり・・・
大学で実験のために飼われていた犬だったのです。
でもその研究室の先生が留学だか別の大学に行くだかで、
実験犬が不要になったんだそうです。
で、貰い手がなければ処分するしかない、という状況になった。
単純な「ペット」ではなく、こういうコたちもいるのですよね。
その時に初めて知った。
たまたま我が家の近所に獣医を必要としているお宅があって、
その獣医さんがその研究室と懇意だったらしい(卒業生なのかな?)
そこから「あの家は犬がいないから」という理由で我が家が紹介されて。
じゃあ、一匹なら飼いますよ、と受け入れたのでした。
田舎は家も庭も広いし、
散歩中に「大」をしちゃっても、土の部分に置いておけば
「あら、肥料」ってことになっちゃうようなおおらかなお土地柄だし
吠えてもご近所から「騒音」なんて言われないし、
番犬はいてくれるほうが心強いですし。
確かに都会で探すより飼い主見つけるのには向いているかもしれないですよね。
・・・あたりどころとして、大正解です、ホント。
でももう大抵、犬OKな人はすでに飼っておられることのほうが多いってのが難点ですけれども。
このコ。
どんな実験に使われる予定だったコなのかは知らない。
だから、もしかしたら実験で死んでしまう運命だったのかもしれないコ。
それでも、
「どうせ死ぬ子だったんだから」
とはならないのですよ。
本当に動物が好きだったり、必要だったりする人は、
そうやって、生き延びる可能性があるのなら、その行先を探そうとするのでしょう。
つてがたくさんあるかどうか、という問題はあっても、
彼らの人生(犬生?)に一生懸命だったのは伝わってきた。
だから、生き物は責任とれないし・・・と思っていたけれど受け入れて飼うことにしたわけです。
そしてその犬が我が家にきて、その後にあの震災。
地震の揺れが恐怖だったらしく、その後しばらくパニックになっていて、
それで寿命が縮んだのでしょうか、あまり長生きはしてくれなかったけれど、
非常に可愛い犬でした。
そして・・・
死んじゃうと辛いし、面倒みるのは大変だから、
もう生き物は絶対飼わないって公言していたのに、ねぇ(苦笑)
家猫ちゃんの場合はもう、神様がおまえたち家族の傍に置いておきなさい、と
そういう道を用意してくれていたような気がする。
ダンナが亡くなったすぐ後のタイミングで事故にあって、
ほんの10分見つけるのが遅ければ、処置が遅ければ、
当たり所がもう少し悪ければ、彼は今この世にはいなかったのだから。
(そしてダンナが存命だったら、捨て置けと言われたかもしれない。
絶対に抵抗したけれど>私)
色んな運命を持ったコたちがいるんだなぁと。
そんな、簡単な言葉だけで済ましちゃいけないのだけれど、
そのくらいしかできないけれど。
少なくとも自分や子どもたちだけは、
「いい加減な飼い主」にならないようにしなくちゃね・・・。
コメント
描写がありました。なにせゴリラでしょ、人間に近い…と言うこともあるけど
あまりにもこの♂ゴリラさんの「人徳ぶり」は怖いものがありました…汗
古株♀と新参者♀がケンカしそうになって人間がおろおろしているところに
このボスゴリラさんが間に入って「終了!」って感じで。
動物実験…どこまで手を入れらていたのかを深く考えるとちょっと怖いです…
(鋼錬じゃないけどキメラって言葉があるぐらいだし…)
でも力関係がはっきりしている社会ってそういうものなのかもしれませんねぇ。
動物実験って聞くとまずマウスを思い浮かべるんだけれど、犬も使うんだ、って思ったんです。薬学や動物の医学系の学部だと、必要なのかしらね。
この犬、我が家に来たとき、声帯手術を受けてました。
「わんっ!」って吠えるとうるさいと嫌われるからかすれ声で「はうっ(小)」しか言えないようにする手術。
田舎の我が家に来たから結果としてその手術は必要なかったわけだけれど、
どこに貰われるかわからないから、って先にもう手術済み(いや、それもひょっとすると練習台だったのかも!と思えば怖いのですが)
そこまでしないと、貰ってもらえないんだなぁ、って思った覚えがあります。