すごく面白いと思ったのは、
地元の人たちは「私がここに住み続けること」が普通だと思っているらしいこと。

長男学校友だちママはほぼ全員が「実家に戻るんでしょ?」
それが当たり前のように言う。 

・・・私自身としても、どちらかというとママ友の意見のほうが常識だと感じている。

まぁこの家、義父の父親が早逝していて、
その後もずっと義祖母はここで暮らしてきている。
だから、義父母・叔父は、「それで当たり前」という意識がある、のかもしれない。

けれど事情が違うのは、義祖母の場合、
跡継ぎ=義父がもう成人年齢だったということだよね。
おまけに、義母より上の世代はもう鬼籍に入って誰もいなかったのだし。

要するに「担い手の親」の立場で居残ったということ。
実子にすべての権限が委譲されていて、その親としてその場にいた。
私はそうじゃない。
子ども達はこの土地に縛られてはいないし、
だからどんな選択をしたってかまわない状況にある。


いずれにしても、私は
「自分自身の人生」を生きることをあきらめたりはしない。

この「家や田畑」のことを優先して考えていたダンナとは違って、
いの一番に考えるべきは子どもと自分のこと。
そこをはき違えたりはしない。

子どもがこの土地で生計を立てたいと望むならそれはそれ。
この土地から羽ばたくのであれば、それもまたよし。
だから、誰が何と言おうと出て行きたくなったらここを旅立つと思う。


そうなった場合、義父母が困ることになるのは容易に想像できるけれど、
それをフォローするのは私の役目?

もう一人の実子がしたってよいこと(というより本来ならそっちがするべきこと)であって、
もし実子がそれを拒否したからといって私が足止めされる理由になるわけではない。

むしろ、「実子が拒否するくらい大変」なことなのだとしたら、
それを社会的には断然弱者である私たちに押し付けて
平然としていられる周囲のほうが絶対にどこかがおかしいハズ。

「出ていきます。後のことは残った人たちで話し合ってね」

彼らのことがキライなわけではないし、困らせるのは本意じゃないけれど、
困っているからといって、自分の人生を曲げ、苦しむのが私である必要はない。

 ・・・余力のある人にやってもらいましょ?ねぇ?それでいいよね?


まずは・・・来年の3月がメド。
末っ子と長男が卒業して、はて、どんな生活になるんだろう。
すべては機を見つつ、自分らしくあればいい。 

今日は祥月命日。
もう3ヶ月経っちゃったんだ・・・。
早いような、長いような。

けれど、この3ヶ月、表面上は本当に殆ど変わっていない。
経済的不安はモチロンあるんだけれど、
とにかく子どもを動揺させたくなかったから、まだほぼ生活を変えていないし・・・。

そういう意味で、朝から晩まで家にいないオトーサンというのは
やっぱりちょっと可哀想な存在なのかもしれない、と思ったりする。



コメント

ありす
2014年2月23日22:27

私もご実家に戻られる選択肢に一票です。

ねこって
2014年2月24日22:13

ありすさんもそう思われます?
とりあえずね、末っ子の卒業まではここで頑張るけど、
その先は未定、
ここに残らなくちゃいけない、みたいな強迫観念は自分から追い出しました。

ねこって
2014年2月24日22:14

・・・というか、こっちの親を助けるよりまず、
自分を育ててくれた実家親をたすけなくてどうするの?というのがひしひしと実感されてきて。
こっちの親にはもう20年間ご飯作り続けてあげてるんだし、もう充分じゃないかと。

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